習い事

じっとするのが苦手な多動優勢型ADHDの習い事はスポーツがピッタリ!

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ADHDは不注意優勢型と多動優勢型の2つに分かれますが、なかでも多動優勢型のADHDのお子さんにはスポーツの習い事がピッタリです。

実際にそうたが通うスイミングクラブにも、児童発達支援センターに通っている多動優勢型ADHDのお子さんが何人も通っています。

多動優勢型ADHDの子どもの習い事と、多動優勢型ADHDの特性を活かした勉強方法などを詳しくみていきたいと思います。

 

他の子とは違う多動優勢型ADHDの特性

多動優勢型ADHDと診断されても、幼少期に比べ学年が上がるにつれて少しずつ多動の部分が落ち着いてくる子も多いとされています。

落ち着きがない・ただただじっとしていられないと思われがちな多動優勢型ADHDの子どもですが、他の子とはちょっと違う多動優勢型ADHDの特性があるのをご存知でしたか?

ぜひその特性を良い方向に伸ばしてあげたいですね。

  1. 運動させると他の子よりも疲れにくい
  2. 体力の回復が早い
  3. 身体を動かす方が、勉強面でも落ち着きが見られる

他の子よりじっとできない反面、身体を動かせば疲れにくく・体力の回復が早いという特性を持っています。

また人よりも多くあるエネルギーを身体を動かして発散することで、バランスがとれ勉強面でも落ち着きが見られるということが実証されています。

 

人よりも多くあるエネルギーを発散できる活動・習い事を

人よりも多くあるエネルギーを発散できる活動をすることで、自然と心のバランスも取れてきます。

スポーツの中でも特に水泳は全身運動とも言いますし、多動優勢型ADHDのお子さんにとってはスイミングクラブはピッタリだったのかもしれませんね。

(スイミングコーチは、お子さんが多動優勢型ADHDと理解した上で接しています。
習い事を始める際は「子どもが多動優勢型ADHDである」と伝えるのがいいと思います。)

水泳・野球・サッカー・ソフトボール・バレーボール・卓球・ダンスなど身体をしっかりと動かせて、自宅の近くで始められる習い事をしてみてはいかがでしょうか。

 

しっかりと身体を動かせないと勉強面にも影響が・・・

学年が上がってくるにつれて、学校の先生が勉強に集中させるために部活を辞めさせるように勧めてくるケースもあるようです。

しかし多動優勢型ADHDは人より過剰なエネルギーを部活や習い事で発散させることで、バランスが取れていました。

バランスが取れなくなると、勉強にもあっという間に悪影響を及ぼします。

多動優勢型ADHDのお子さんのためを思ったら、しっかりと身体を動かすことが勉強することと同じくらい大事なウエイトを占めているのです。

 

多動優勢型ADHDと身体を動かすことは切っても切れません。

勉強をしながら少しでも気を紛らわしたり、身体を動かしたり出来ることがあります。

座って勉強するのではなく、立って勉強ができるようにスタンディングデスクを使用したり、イスではなくバランスボールを使用したりするのも一つの手ではないでしょうか。