療育・発達検査

9ヶ月の療育が終了して振り返り&出来るようになったこと

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2018年6月頃から始まった週に1回・1時間の療育も小学校入学のため2019年3月末で終了しました。

発達障害かもしれないと保育園(幼稚園)で言われ、療育をうけなければいけないかも・・・

私自身表面的には納得しながらも、心の奥では受け入れられない部分がありました。

「発達障害」の葛藤については、こちらに記事に詳しく書いてあります。

それでも週1回の療育と保育園での配慮とで、目を疑うくらいグングンと成長してくれました。

療育を受けようか迷っているお母さん・お父さん、療育を反対している家族の後押しになればいいなと思っています。

 

療育2ヶ月目で体幹がしっかりしてきた

スイミングは4月から週/2回、療育は6月から週/1回通っています。

私自身の発達障害を疑って行った先の精神科に、そうたのWISC-IVの知能検査などの検査をしてくれた臨床心理士さんがいました。

別件でそうたの通う保育園に行った時に歌の全体練習をしていた場面を見学されたそうで、そうたのこともしっかりと観察してくれていました。

臨床心理士
臨床心理士
そうた君、体幹がすごくしっかりしてきたね。ちゃんとビシッと立てるようになったね。

春に検査をしたときは、フニャフニャ~だったから。

療育の効果が出てきてる!良かったね

ちーず
ちーず
エッ?そうですか?

(よくわかってない)

最初の2~3ヶ月は微々たる変化すぎて、元々猫背気味なところもあったので正直よくわかない部分があるんですが、臨床心理士の先生から見て良くなったんだから、良くなったんでしょう!

 

9ヶ月の療育で出来るようになったこと

後半からグンと伸びてきたな!と実感出来るくらい週1回の療育が終わるたびに、出来ないことがどんどん出来ていきました。

出来るようになったこと療育前療育後
ぶら下がり1秒もムリ!10秒以上余裕♪
はしご昇り揺れたらさらにムリ!頂上まで昇れる♪
雑巾がけ膝をつかないで・・・がムリ!颯爽と雑巾がけ♪
ブランコ座り→立ちこぎムリ!いつのまにか出来てた♪
縄跳び飛べません!20回連続で飛べた♪
片結びムリ!超余裕で出来る♪
リボン結びもってのほか!結べる♪

出来た!と自信がついてきたから、少しずつ自分から進んで取り組むという姿勢に変化してきました。

例えばブランコの座った状態から立ちこぎに変化するのも、聞けば保育園で一人で出来るようになるために練習していたということでした。

一人でやってみる→出来た→人前でやってみる→褒めてもらえた!

良い循環が出来上がってきているみたいです。

 

療育に通っている子って結構多いんです!

見た目はほとんど他の子とほとんどかわらない発達障害ですが「障害」とつくだけで、拒否反応を起こしてしまう人も中にはいます。

「障がい」=「世間にはおおっぴらには言えない、恥ずかしいこと」ととらえてしまっているようです。

しかし今は昔と違って、幼児の段階からその子の困り感を少しでも無くしていこうとたくさんの子が療育に通っています。

そうたが通っていた保育園の例ですが、

  • 入園式後に発達支援センターの所長が講演をしてくれたり、比較的風通しの良い保育園。
  • 同じクラスの仲の良い子が、ことばの教室に通っていたり
  • そうたと同級生の弟が保育園と平行しながら療育を受けていたり
  • そうたと仲が良い1つ下のクラスの子も2人、療育に通っていたり
  • 同じ曜日にスイミングに通っている落ち着きが無い子だな~と思ったら、じつは療育に通っていたり

よくよく周りを見てみると、療育に通っている子って結構多いんです。

 

療育を始めると決まった時、療育に通うことが周りの大人に知れたら後ろ指を差されるんじゃないか、療育に通っているというだけでそうた自身がからかわれたりするんじゃないか・・・

私自身も「人と違っているのは恥ずかしい」と思っている部分があったんですね。

それでも保育園の先生方の細かい配慮や、児童発達支援センターの保育士さんの子供と同じ目線で取り組んでくれている姿、他の子よりはゆっくりでも着実に出来ることが増えていっているそうた自身を見て、一人ひとりにオーダーメイドの指導って必要なんだなと改めて感じました。

療育に通うことは全然恥ずかしいことじゃないです!

子供の出来ることを増やすと共に、自己肯定感を高める最高のチャンスだったなと思います。

 

子供の自己肯定感をぐんと高めるために

周りのお友達はスイスイ出来るのに、自分だけ出来ないことが重なると知らず知らずのうちに自己肯定感が下がってしまいがちです。

子供だけでなく、大人でも自己肯定感が低くて困っていたりします。

現にたくさんの「自己肯定感を上げる」ための本が出ていますよね。

私も自己肯定感の低い大人のひとりだったんですが、そうたが通っているスイミングの先生に大事なことを教わりました。

 

(子供の)自己肯定感を高める2つのポイント

  1. 他の子と自分の子を比べない
  2. 前回と比べて今日出来ているところを徹底的に褒める

療育と平行しながら、スイミングでもそうたの出来たところを出来るだけたくさん見つけて褒めて褒めまくりました。

そうた自身の「出来た!」という自信と、周りからの「出来たね!やったね!」という承認。

いくつになっても、人から認められるって嬉しいものです。

 

さいごに

4歳児の終わり頃は、本当に保育園が嫌で嫌でしょうがなくて毎朝「行きたくない!」「自分だけ出来ない!」と泣いていたそうた。

保育園を卒園する5歳児の今は、1年前のあの姿が嘘だったかのように仲の良いお友達も出来て、マイペースだけど自分の気持ちも少しずつ相手に言えるようになって、自信のある笑顔が戻ってきました。

春からは小学校。

勉強・宿題が毎日ありますが、普通級クラス以外にも特別級クラスや通級クラスというのもあるようなので、学習教材も使いながら時に見極めながら、自信を持って過ごしていってくれたらいいなと思います。