そうたはウィスクフォーの検査を受けた際に、眼球の動きが一般的な子に比べてぎこちないと言われたことがありました。
一般的な子はこんな感じで目線を動かしていくようですが、

臨床心理士の先生曰く、そうたの場合はこんな感じで目線を動かしていたそうです。

図2のような目の動き方で見ていると、1つのものを探すのにもとても時間がかかります。
小学校に入学したら教科書を読んだり、目線が黒板とノートを行ったり来たりは日常茶飯事ですよね?
たまたま手に取ることになった『ウォーリーを探せ』、実は手軽に眼球運動が出来るんじゃないかと思ったんです。
目次
ビジョン・トレーニング定期的に続けられてる?
療育に通っていればカリキュラムの中の一貫で行なうこともあるかもしれません。
ただ私の住む地域では片道1時間半以上かかるところにやっと一箇所、専門的にビジョン・トレーニングを行なってくれる機関があるのみでした。
そうなってくると、自宅でビジョン・トレーニングを行なおうかと考えるのではないかと思います。
私もそうでした。
そしてありがたいことに、ビジョン・トレーニングについては様々な本が販売されています。
ただ・・・今後ほどなくして起こりそうな問題は、
- 子供の機嫌をとりながら
- 親が毎日根気よく続けられるか、ではないでしょうか。
小学校低学年、ましてや保育園・幼稚園のような子では集中出来る時間はまだまだ短いですよね。
それでも親のチカラが入りすぎるあまり「そんな簡単なこと、何で出来ないんだ!」と口に出てしまうこともあると思います。
ウォーリーを探すのが、目の運動にちょうどいいんじゃない?
私も小学生の頃、ウォーリーを探せ!の本を借りたことがあったなぁ。
でも既にウォーリーに丸がつけられてあって、全然楽しくなかったこともあったんだよなぁ。
せっかくなので1冊購入してみました。

本屋さんで、学校の図書館に無さそうなもの・・・どれだ・・・と悩みに悩んで買ったものの、コレ、学校の図書館にあるよと言われてしまいました。
ガッカリ。

夢中になってウォーリーと仲間達を探す、そうた。
やっとのことで見つけられると、喜びもひとしおです。
じつは保育園に通っている時、ウォーリーを探せ!系の本は苦手な部類の絵本でした。
だって探しても、探しても見つからない。
一生懸命探しているのに見つからないくて、しまいには見つからないことに腹が立って、癇癪をおこしてしまう。
ただ小学校に入って、授業で教科書を目で追って見る作業がいい訓練になっていたのでしょうか。
眼球の動かし方が知らない間に少しずつスムーズになってきていたようです。
できることなら楽しくビジョン・トレーニングを取り組んで欲しい。
ビジョン・トレーニングの一つとして、『ウォーリーを探せ!』なら親子で楽しく眼球運動が出来るんじゃないかな。