習い事

幼児教育に絵画教室は必要か?

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そうたが通っていた保育園は地域の中では一番勉強に特化している保育園で、英語教室・絵画教室・茶道教室がありました。

近所の人や仕事場のお客さんに「そうたは○○保育園に通っているんですよ」と話すことがあると、話題のひとつとして出てくるのが絵画教室の話でした。

幼児の段階で、絵画教室で絵を書くことを教えてもらうことのメリット・デメリットについて考えて見たいと思います。

 

絵画教室について口々に言われること

近所の人、仕事場のお客さん、はたまた旦那の両親にまで、おおっぴらには言わないけど…と同じような内容を言われたことがあります。

  • 子供たちの絵を強制することないのに
  • 絵くらいのびのび描かせてあげれば良いのに
  • どれも同じような顔で気持ち悪い

ざっとまとめるとこんな感じの内容でした。

外野の賛否両論はありますが、次は幼児の段階で絵画教室で絵を習うメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

幼児の段階で絵画教室で絵を習うメリット

私が感じた保育園の絵画教室で絵を習うメリットは2つありました。

  • アニメ顔ではない、目・鼻・口などの人間本来の顔のバランスを学ぶことができる。
  • 絵画コンテストに入賞できるくらいの書き方を知ることができる。
    (実際に保育園在園時にそうたの同級生が上位の賞を頂いていました。)

 

幼児の段階で絵画教室で絵を習うデメリット

私が感じた保育園の絵画教室で絵を習うデメリットは3つありました。

  • 特に人の顔は自分の描きたいようには描けない。こうしてと先生から指定や訂正が入る。
  • 人の顔の笑顔が、どの子の絵もニタ〜っと不気味に笑った顔で怖い。
    (そのように描いてと習う)
  • 絵を描くことを強制されて、絵を描くことが嫌いにならないか心配。

子供が一人でうまく描けない時は、先生が一緒にクレヨンを持って描いていたようです。

 

小学校に入学後、絵画教室で学んだことが活かされたこと

何だか保育園で絵を習うデメリットの方が多そうだな〜と思いましたよね?

でも小学校に入学して、夏休みのポスターの課題で保育園の絵画教室で学んだことがとても活かされていました。

その証拠に、小学校1年生でも入選(市規模のコンテスト)、小学校2年生でも佳作(県規模のコンテスト)に選ばれました。

そう思うと(親バカですが)、保育園の時に絵画教室という形で、絵を習っていて良かったなと思いました。

 

楽しく(嫌がらずに)絵画コンテストに取り組むコツ

絵画コンテストでは賞を取ることが目標ではなく、『頑張って描けた』と本人に思って貰えることを大事にしています。

そのため絵画コンテスト選びは、賞が取れなくても参加賞を貰える絵画コンテスト。

元々そうたは絵を描くことが苦手では無いようだったので、『ポスター(絵)を描いたら何か貰える』という餌を撒いて、一緒に取り組みました。

防犯ポスターで入選するにあたり、参考にしたのはイラスト作家のいぬいさえこさんのこちらの記事。

防犯ポスターの書き方のコツは、身近な題材をテーマにすること

大人の私でも「なるほどな」と納得してしまったので、ぜひポスターを書くときの参考にしてみてください。

 

絵の具やクレヨンのちょっとしたポイント

毎年夏休みのポスターを描くために、学校から絵の具やクレヨン・色鉛筆を持って帰ってきます。

でも学校用に持たせているのは、どれも12色や良くても18色。

高学年であれば少ない数でも色を混ぜることでたくさんの色を作れますが、低学年だとそうはいきません。(汚い色になっちゃう・・・)

我が家の場合はたまたま私が使おうと思って買っておいた色数の多い絵の具やクレヨンを使って、ポスターの色ぬりをしています。

混ぜ合わせる手間も省けるし、赤・青・黄だけでは無い様々な色があるんだと知ってもらう機会にもなります。

その上で少しずつ、『○色と△色を混ぜ合わせたら□色になる』ということを学んで言ってもらえたらなと思っています。

 

参考までに我が家で使用している画材は↓コチラ↓

 

絵画教室なんて習ってなくてもコツがわかってしまう本

この記事を書くにあたり、たまたま見つけた本なんですが中身に興味があります。

 

自分の得意、強みを作ることの大事さ

1年生でも賞を取り、2年生でもまさかの賞を取ることが出来ました。

そうた自身も自分には強みがあるんだと自覚し、自信がついてきているようです。

 

もっと大きくなって進学・就職する際に、自分はどの道に進もうかとか、自分の強みは何だろうと考える時が来るでしょう。

確かに『絵が得意』というのは、対外的な強みとしてはパンチに欠けるかもしれません。

それでも小さいうちから、自分は出来るんだ!という成功体験を少しずつ積み重ねていってくれたらなと思っています。